【国宝仏像】四天王立像【東大寺戒壇堂】の解説と写真

最終更新日:2017年8月16日

塑造四天王立像(所在戒壇堂)(そぞうしてんのうりゅうぞう)

分類 国宝
※4躯で1件の国宝指定
ジャンル 美術品・彫刻
時代 奈良
構造・形式等 塑像
国宝指定年月日 1952年03月29日
所有者 東大寺
安置場所 東大寺戒壇堂
所在・エリア 奈良公園

我が国における塑像彫刻の代表作なだけではなく、美術・文化的な価値も高く、あふれる魅力から熱烈な仏像ファンも多い超有名な四天王像。
「塑像」とは粘土で成形し焼成をおこなわない造像技術で、法隆寺五重塔内の塔本四面具をはじめ、古くから造られてきた。
本像はその塑像彫刻の技術が頂点に達した完成形としても貴重な作品。

武神らしく怒りの表情を浮かべているが、後生の鎌倉期のような激しさはなく、典雅な雰囲気を併せ持つ。
天平彫刻の頂点、古典の名作とも賞されている。

現在多くは剥落しているが、朱・丹・代赭・群青・緑青の彩色、切箔などで華麗に装飾されていた。
天王像の表情と、踏みつけられている邪鬼のユーモラスな表情の対比も面白い。

夏期であれば7時30分から参観することができる。
小さなお堂内の四方を守る小柄な四天王の代表作を是非みてほしい。

四天王立像の写真

広目天 ※ 小川一真『美術工芸写真帖』1888年(保護期間満了)持国天 ※ 小川一真『美術工芸写真帖』1888年(保護期間満了)
持国天 ※ Japanese Temples and their Treasures, Vol.2, 1910 (Shimbi Shoin)(保護期間満了)増長天 ※ 小川一真『美術工芸写真帖』1888年(保護期間満了)増長天 ※ 小川一真『美術工芸写真帖』1888年(保護期間満了)多聞天 ※ 小川一真『美術工芸写真帖』1888年(保護期間満了)多聞天 ※ 小川一真『美術工芸写真帖』1888年(保護期間満了)

四天王立像安置場所の地図

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