【国宝仏像】天燈鬼・龍燈鬼(康弁作)【興福寺】の解説と写真

ユーモラスな鬼の彫像。慶派の表現力と遊び心が結集した作品

最終更新日:2017年8月16日

木造〈天燈鬼/竜燈鬼〉立像(もくぞうてんとうきりゅうとうきりゅうぞう)

分類 国宝
※2躯で1件の国宝指定
ジャンル 美術品・彫刻
時代 鎌倉
1215年
構造・形式等 桧材、寄木造、彩色、玉眼
像高:天燈鬼像78.2cm、龍燈鬼像77.8cm
国宝指定年月日 1954月03年20日
所有者 興福寺
安置場所 興福寺国宝館
所在・エリア 奈良公園エリア
ホームページ http://www.kohfukuji.com/property/cultural/104.html

仏像好きな方は、四天王像などに踏まれている「邪鬼」をみたことがあると思う。
本作はその邪鬼が立ち上がったような珍しい作品。
デフォルメされたようなユーモラスな姿は仏像として異例の作品でもある。
龍燈鬼(文化財登録名は「竜燈鬼」)は運慶の息子である康弁(庚弁)の造像で、当初は西金堂に安置されていた。
2躰を1セットとして造像されたことが、その姿からもわかる。
龍燈鬼の眉毛は鉄板で出来ていて、龍の背びれには動物の皮が使われている。
どちらも灯篭は当初のものではない。

天燈鬼・龍燈鬼も、慶派の代表的な作品として仏像ファンに人気が高い。
2017年は東京国立博物館の「運慶展」にも出展される。

天燈鬼・龍燈鬼の写真

※ Japanese Temples and their Treasures, Vol.3, 1910 (Shimbi Shoin)(保護期間満了)

※ 『東京国立博物館 研究情報アーカイブス』明治期撮影(保護期間満了)

天燈鬼・龍燈鬼安置場所の地図

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