「仁和寺展」トーハク2018年第1弾に秘仏・葛井寺千手観音菩薩坐像が来る!

全国御室派の密教仏が集結!葛井寺の千手観音菩薩坐像をはじめ、仏像約70体ではじまる2018年

最終更新日:2017年9月27日

「仁和寺と御室派のみほとけー天平と真言密教の名宝」
2018年1月16日〜3月11日
東京国立博物館で開催される仏像展はやっぱり凄い。

「仁和寺(にんなじ)」は、真言宗御室派(しんごんしゅうおむろは)の総本山です。
京都にあって、仁和寺五重塔や御室桜で有名。
宿坊も人気。

「仁和寺展」開催概要

「仁和寺展」公式サイト
http://ninnaji2018.com/

「仁和寺展」公式ツイッター
https://twitter.com/ninnaji2018

「仁和寺展」公式パンフレット
http://www.tnm.jp/uploads/r_press/186.pdf

葛井寺の千手観音菩薩坐像のほかにも、国宝仏像をはじめ多くの仏像が出展されます。
総数約70体!

そのうちいくつかご紹介。

国宝 阿弥陀如来坐像(仁和寺)
大仏師定朝が活躍する前、平安初期の阿弥陀如来坐像で、阿弥陀定印をむすぶ最古の阿弥陀像です。
仁和寺創建時のご本尊。

国宝 円勢・長円作 薬師如来坐像(秘仏・仁和寺)
像高12cmの小さな国宝仏像です。

国宝 十一面観音菩薩立像(秘仏・道明寺)
平安初期の一木造りの美しい観音菩薩像
大阪道明寺の秘仏です。

ほか、全国の御室派寺院から秘仏が集結します!

仁和寺観音堂
なんと、仁和寺観音堂を展示室に持ってくる!
一般非公開の仁和寺観音堂を展示室内に再現するそうです。
実際に安置されている仏像33体も持ってきて、壁画も再現。
観音堂が改修工事中のため実現しました。

公式パンフレット

国宝『千手観音菩薩坐像』葛井寺

御室派つながりで、大阪は葛井寺(ふじいでら)の国宝の千手観音菩薩坐像が出展されます!
出展期間は2月14日〜3月11日まで。
実際に1000本以上の手をもつ現存唯一で現存最古の千手観音菩薩坐像。
脱活乾漆造という天平時代特有の技法で作られた仏像です。
葛井寺の千手観音菩薩坐像は天平仏なので、真言密教とは関係ありませんが、葛井寺が真言宗御室派なので実現したのでしょう。
※真言宗の開祖は空海なので平安時代。天平はその前の奈良時代。

大阪の藤井寺市の町中にある小さな寺院に安置されていて、毎月1回18日にご開帳される秘仏です。
ご開帳でもお厨子の扉が開くだけなので、あんまり詳しくは見ることが出来ません。
明るいところで間近にみることはできるのはとても貴重な機会です。

個人的には厨子が開扉されるだけのご開帳がとても好きです。
美術館や博物館ではなく、民衆の信仰を集める町の小さなお寺さんに安置される国宝仏。
国宝としてではなく、信仰の対象として1300年間そこにあった、本当の仏像の姿をみることができます。
展覧会とは別に、18日には是非葛井寺に足を運んでいただきたい。
私は過去に2回だけ拝見しましたが、また行きたいです。
※2018年2月18日は東京に出張中ですね。
http://www.fujiidera-temple.or.jp/kokuho.html

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