41年ぶりの「国宝展」。国宝工芸品の4分の1が京都国立博物館に集結。みどころ

2017年秋、京都国立博物館『国宝展』のみどころと行くタイミングご紹介

最終更新日:2017年9月27日

1897年5月、帝国京都博物館(京都国立博物館)が開館しました。
6月には「(旧)国宝」を制定した古社寺保護法が制定。

1950年の文化財保護法で、旧国宝はすべて「重要文化財」に。
そして「重要文化財」の中から特に優れたものを「国宝」に指定することになりました。

2017年現在、国宝に指定されている建造物は223件、美術工芸品は885件あります。

「国宝展」概要

京都国立博物館で開催される「国宝展」では、国宝指定された美術工芸品のうちおよそ4分の1の約200件が集結
すごい!
国宝指定されているお茶碗は8点ありますが、今回半数以上の5点が出展。
天目2碗と銘不二山が出展されませんが、一番レアな龍光院の幻の曜変天目が出展されます
一般に公開されるのは実に17年ぶり。
※国宝茶碗5碗は展示期間が異なるので、5碗ともみるには最低3回行く必要あり。

「国宝」展は過去に2度開催されていて、今度は3度目。
1969年の第1回、1976年の第2回以来、実に41年ぶりの開催

開催は2017年10月3日(火)~11月26日(日)
全4期にわけて開催。

Ⅰ期 10月3日(火)~10月15日(日)
Ⅱ期 10月17日(火)~10月29日(日)
Ⅲ期 10月31日(火)~11月12日(日)
Ⅳ期 11月14日(火)~11月26日(日)

「国宝展」公式サイト

「国宝展」出展作品一覧PDF(全件国宝)

京都「国宝展」を東京から観に行く

国宝展は京都国立博物館で開催されます。
しかも4期に分けて。
ですが、東京から観に行くための方法も各社用意しています。
京都のホテルも「国宝展」プランをいろいろ用意しています。
なによりJR東海は凄いプランを用意していて、「プラチナコース」では貸し切りで国宝展を観覧できます。
http://souda-kyoto.jp/travelplan/index.html

私も今回行きますが、スケジュールの都合で日帰りで行きます。
なんと 、日帰り往復新幹線+展覧会チケット付きで20,900円〜!
http://souda-kyoto.jp/travelplan/kokuhou2017/index.html#free

お時間に余裕のある方は、10月22日には京都三大祭りの「時代祭」と、奇祭「鞍馬の火祭」もあります。
例年ちょうどこれくらいの日程で、東山界隈の夜間ライトアップも始まります。
紅葉にはまだ早いですが、併せて行けば京都のいい思い出になるでしょう。

「国宝展」おすすめ作品と行くタイミング

国宝展には約200点の国宝が出展されます。
どれも素晴らしい逸品ばかりではありますが、その中から特に有名な国宝、見るべき国宝をピックアップします。

その前に、国宝展は全4期にわかれているので、いつ行くのかも重要となります。
上記PDFファイルに全期の出展作品が載っています。
お目当ての作品が出展されているときを狙いましょう。

私が一番おすすめなのは、第2期です。
10月17日(火)~10月29日(日)。

一番の理由は、 龍光院の曜変天目茶碗
めったに出てこない幻の茶碗です。
さらに第2期にしか出展されない有名な国宝はいっぱいあって
『餓鬼草紙』『彦根屏風』『帰牧図 附 牽牛 李迪筆』『釈迦如来立像とその納入品(嵯峨釈迦堂)』『紺糸威鎧(厳島神社)』など
第2期だけではありませんが、第2期でみることが出来る超有名な国宝は
雪舟の6作品(第2期の前期のみ)全部、『風神雷神図屏風 俵屋宗達筆』『兜跋毘沙門天立像(東寺)』『青磁鳳凰耳花入 銘 万声』『飛青磁花入』『深鉢形土器(火焔型土器)』『土偶(縄文のビーナス)』などなど。

特に有名な国宝

絵画
『両界曼荼羅図(伝真言院曼荼羅)』京都・教王護国寺(東寺)
『普賢菩薩像』神護寺
『不動明王像(黄不動)』京都・曼殊院
『山越阿弥陀図』京都国立博物館
『秋冬山水図 雪舟筆』東京国立博物館
『松林図屏風 長谷川等伯筆』東京国立博物館
『風俗図屏風(彦根屏風)』滋賀・彦根城博物館
『風神雷神図屏風 俵屋宗達筆』京都・建仁寺
『燕子花図屏風 尾形光琳筆』東京・根津美術館
『雪松図屏風 円山応挙筆』東京・三井記念美術館
『夜色楼台図 与謝蕪村筆』個人像

彫刻
『四天王立像のうち広目天立像』奈良・法隆寺
『梵天立像』奈良・唐招提寺
『虚空蔵菩薩立像』京都・醍醐寺
『薬師如来坐像』奈良国立博物館
『八幡三神坐像のうち 僧形八幡神坐像・神功皇后坐像』奈良・薬師寺
『兜跋毘沙門天立像』京都・教王護国寺(東寺)
『釈迦如来立像』京都・清凉寺
『雲中供養菩薩像』京都・平等院
『薬師如来坐像 円勢・長円作』京都・仁和寺
『四天王立像のうち多聞天立像』京都・浄瑠璃寺
『大日如来坐像』大阪・金剛寺
『不動明王坐像 行快作』大阪・金剛寺

工芸品
『青磁下蕪花入』東京・アルカンシエール美術財団
『青磁鳳凰耳花入 銘 万声』和泉市久保惣記念美術館
『飛青磁花入』大阪市立東洋陶磁美術館
『時雨螺鈿鞍』東京・永青文庫

茶碗
『曜変天目』京都・龍光院
『油滴天目』大阪市立東洋陶磁美術館
『玳玻天目』京都・相国寺
『大井戸茶碗 銘 喜左衛門』京都・孤篷庵
『志野茶碗 銘 卯花墻』東京・三井記念美術館

染織
『天寿国繍帳』奈良・中宮寺

考古資料
『深鉢形土器(火焔型土器)No.1・No.6』新潟・十日町市
『土偶(縄文のビーナス)』長野・茅野市
『土偶(縄文の女神)』山形県
『土偶(仮面の女神)』長野・茅野市
『金銀錯狩猟文鏡』東京・永青文庫
『金印』福岡市博物館

国宝を画像で少しだけ紹介

著作権法上問題がないものだけ掲載しています。

『両界曼荼羅図(伝真言院曼荼羅)』京都・教王護国寺(東寺) 『普賢菩薩像』神護寺 『不動明王像(黄不動)』京都・曼殊院 『秋冬山水図 雪舟筆』東京国立博物館 『山越阿弥陀図』京都国立博物館 『源氏物語絵巻 柏木』徳川美術館 『伝源頼朝像』神護寺 『燕子花図屏風 尾形光琳筆』東京・根津美術館 『風神雷神図屏風 俵屋宗達筆』京都・建仁寺

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